こんばんわ、か~じ~です。
タイトルにもありますように、世界大手のレンタカー会社であるハーツレンタカーが経営破綻したとヤフーニュースにあります。
最近、連日のように企業の倒産ニュースが続いていますが、ハーツレンタカーまでもがというのが第一印象です。
ただ、今回のコロナショックだけでそんなに簡単に業績が傾くような会社ではないのにと思い記事をみていくと原因は他にもありました。
それは、海外で進んでいる配車サービス会社の台頭です。アメリカでいえば、ウーバーやリフトという会社が有名です。これにより近年業績が下がっていたのも原因です。
ちなみにウーバーにはソフトバンクが出資をし、リフトには楽天が出資をしております。
今回はチャプター11(連邦破産法第11条)を裁判所に申請して、経営破綻したとあります。このチャプター11ですが、ざっくりと説明すると日本でいう会社再生法にあたり会社がなくなるわけではありません。
経営陣も残ることもありますし、従業員も基本(リストラの可能性も高い)そのままです。何が違うかというと債権の取り立てがなくなることです。チャプター11が認められるとハーツレンタカーにお金などを貸している会社は取り立てが禁止されます。
これにより、会社が復活する可能性が高くなります。過去にはアメリカ同時多発テロで経営破綻したユナイテッド航空などが、チャプター11を申請しその後立ち直っています。
債権者と株主(株式価値がなくなるため)などは、損害をかぶる形となります。
完全に会社を清算する時にはチャプター7という条項になりますので、7か11で覚えてアメリカの倒産ニュースで7が出たときは完全アウト、11の時は復活の可能性もあると覚えておくとよいかもしれませんね。
ではまた(^^)/
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