こんばんわ、か~じ~です。
タイトルにもありますように、ソフトバンクグループの決算発表が18日行われました。2019年度の通期の純利益ベースでの赤字は約1兆円(9616億円)と巨額赤字です。
普通の会社なら即倒産レベルです。いち家庭で考えてみても年収500万円の家庭が決算月が3月として収支がマイナス100万円なら崩壊レベルです。
ソフトバンクグループの今回の赤字はまさにそんな話しなのですが、なぜすぐに倒産とならないかの答えは資産です。会社が資産を持っているから赤字1兆円と言っても孫さんは動じずにいられます。
その資産ですがソフトバンクグループにとっては株式です。現時点での総額は28兆5千億円となっています。これがあるから1兆円の赤字が出ても、あわてふためかずにすみます。
家庭で考えると年収500万円で1年終えて収支がマイナス100万円だが株式資産が2800万円あるから、ま~いいかという感じです。
今回、決算説明会を見てていつもながら孫さんのプレゼンの巧さには脱帽しますが、今回の例え話しで面白かったのが、過去のITバブルの崩壊・リーマンショック・コロナショックを記者に問われての返しです。
孫さん曰く、ITバブルの時は崖から身体が飛び出て指2本で崖の淵を持って支えてる感覚、リーマンショックの時は、片腕で支えてる感覚、そしてコロナショックは崖の深さを覗き見ている感じと説明しました。
赤字の額が巨額だから、みんなが騒いでいるけど、とうの本人はそこまでやばいという感覚ではないということです。むしろ2000年のITバブル崩壊の時にソフトバンクの株価も暴落しましたが、その上でヤフーBBという武器を引っ提げて戦いを挑んでいた時のほうがはるかに会社としてはやばかったということでした。
この説明を鵜呑みにするかは、人それぞれですが経営状況はともかくプレゼンの巧さでこの方の右に出る人はいないのではと改めて認識しました。
さて今日の日経平均の終値はプラス96円の20133円でした。
ではまた(^^)/
コメント